中国語の単語ノートの作り方と活用法を紹介

薄いノート

今回は単語ノートの作り方についてです。

「教科書進めたり過去問やったりしてると分からない単語も当然出てくるんだけど、そういう単語はどうやって覚えるべきなんだろう?単語帳を作った方がいいのかな?どうやって作ればいいの?」といった疑問にお答えできればと思います。

順番としては「今回ご紹介する方法で単語帳をDIYする → その単語帳を使って単語を覚える」という流れで進めていただけるとスムーズかと思います。

◆この記事の主張

 1.自分で単語帳を作る過程で自然と単語を覚えられたし、自分に合った単語帳ができるので、総じて効率的かつ効果的な勉強法だった。

 2.単語帳は紙のノートを使って単語ノートにしてもいいし、パソコンで作成してもいいと思う。

単語学習としては「市販の単語帳を使う」方法と、「自分の知らない単語をまとめて単語帳を自作する」方法があると思いますが、私は自分で単語帳を作成する方がメインでした。

知らない単語を単語帳にまとめながら勉強していって、中国語学習歴8ヶ月でHSK5級レベルの単語2,500語は覚えられたと思います。

現に当時受けたHSK5級は250点越えで合格できました。

単語帳を自作することのメリット

赤いノート

実際に単語帳を自作してみると、下記のようなメリットがありました。

 ◆単語帳を自作するメリット

  (1)単語帳を作る過程で自然と覚えられる 

  (2)自分に合った単語帳ができる

1.単語帳を作る過程で自然と覚えられる

自分の単語帳を作っていくなかで「その単語を単語帳に書いただけなのに覚えられてた」という単語が結構ありました。

これは単語帳を作るプロセスと関係があるのかなと思っています。

単語帳を作る時の手順としては「知らない単語にぶつかる → 辞書でその単語を引く → 発音、意味、用例等を確認 → 情報を整理してノートに書き留める」となります。

このような、分からないことを自分で調べて分かるようにする、というプロセスを踏むと印象に残りやすいと思います。

2.自分に合った単語帳ができる

分からない単語を1冊のノートにまとめていくと、自分に合った単語帳ができます。

自作の単語帳に収録されている単語は全て過去の自分が分からなかった単語なので、もう知っていて改めて覚える必要のない単語はないはずです。

内容に無駄がなく、その中の単語を覚えれば覚えた分だけ確実にレベルアップできることになります。

また、レイアウト等も自分が使いやすいようにアレンジすることができます。

自分で工夫しながら自分にとって使いやすい単語帳を作ることができれば、それだけ効果的、かつ効率よく単語を覚えることができると思います。

総じて、単語帳を自作することで覚えたい単語だけをまとめた単語帳ができますし、それを自作する過程でもある程度単語を覚えられるので、効率的に勉強することができます。

自作の単語帳の作り方

ノートに書き込む

自作の単語帳を作る方法としては、私は下記の2通りの方法を試したことがあります。

 ◆単語帳の作り方2パターン 

  (1)紙のノートにまとめる

  (2)パソコンで作る

1.紙の単語ノートを作る

まず1つ目の方法として、紙のノートに単語を書いていくという方法があります。

この方法の良いところは、いつでもどこでもペンとノートがあればできるので手軽なことです。

私の単語ノートはこんな感じです。

◆私の単語ノートのレイアウト

  単語 :< 品詞   意味  

(例)

  以为   ~と考える、~と思う  

  只是 :< 副   もっぱら~するだけだ   

当時実際に作った単語ノートの写真です。

レイアウトは「単語:(<品詞>意味)」
私がHSK5級対策をしている時に作成した単語帳

ノートに書いていく時は、下記の点を意識していました。

 ・漢字と意味orピンイン、もしくは意味とピンインの両方を書く 

 ・実詞と虚詞で文字を色分けする

 ・レイアウトや字の綺麗さに拘りすぎない 

 ・単語の出どころを明記しておく

特に役立ったと思うのは、実詞と虚詞を色分けしたところです。

実詞とは単独で具体的な意味を表す単語のことで、名詞や動詞、形容詞がそれに当たります。

一方の虚詞とは単独で使えず、実詞や文章そのものを結びつける役割を果たします。

中国語では主に介詞、接続詞、副詞、助詞等が虚詞に分類されます。

例えば「虽然我学过英语,但是不会说」という文章の「虽然但是…」は「~ではあるけれど、しかし…だ」という意味ですが、これ単体では具体的な意味を表していませんよね。

「我学过英语(英語を勉強したことがある)」とか「不会说(話せない)」という実詞フレーズとくっついて初めて使うことができます。

このように実詞と虚詞は中国語の文中における役割が違いますが、色分けすることによって、実詞と虚詞の違いを意識しながら覚えることができました。

紙に書くのは若干古典的な方法かも知れません。

一度書いてしまうと後から修正できなかったりもするので、この点はパソコンやスマホで単語帳を作るのに比べると劣るかもしれません。

ただ、ノートとペンがあればいつでもサッとメモできる手軽さは便利だと思います。

私はこの単語ノートでHSK5級の単語を暗記して、結果としてHSK5級を250点越えで合格することができました。

単語をまとめるなら、私は紙のノート派です。

2.パソコンやスマホで作る

紙のノートに書く以外にも、パソコンやスマホでマイ単語帳を作成したことがあります。

この方法のいいところは作った後も内容を自由に変えられるところと、スマホで見られるのでノートを持ち運ばなくてもいいところです。

パソコンで単語帳を作る時に意識していたのは下記の点です。

紙のノートで単語帳を作る時と同じですね。

 ・漢字と意味orピンイン、もしくは意味とピンインの両方を書く 

 ・実詞と虚詞で文字を色分けする 

 ・単語の出どころを明記しておく

レイアウトは後からでも自由に変更可能なので、常に使いやすいように改善していけるのは結構便利でした。

反面、この方法だと紙のノートにはない不便さもあって、特に「声調記号を入力するのが面倒」という問題には困りました。

結局ピンインの横に1~4の数字を書いておくことで、声調記号の代わりにしました。

例えば「解决」という単語であれば、入力の仕方は「解决/jie3jue2」という感じです。

また、スマホだと小さくて中国語を入力するのが若干不便で、かといってパソコンは持ち歩かないので、家でパソコンを使える時にしかこの方法を使えないのも若干不便でした。

自作の単語帳を使って単語を覚えるコツ

ノートに書く

このようにして作成した単語帳を有効活用していきましょう。

回転率を意識する

単語を覚える時は、スピード重視で回転率を上げるようにしています。

1回見ただけの単語は、その1回にどんなに時間をかけたとしても、時間が経てば忘れてしまいます。

単語を覚える時は、同じ範囲を何周も何周も繰り返し勉強した方が覚えやすいと思います。

詳しく説明しますね。

単語を覚えるには、その単語群に対するアプローチと、単語一つひとつに対するアプローチがあると考えています。

単語群は、例えば単語帳1冊とか、単語500語とか、過去問1回分の新出単語といったものです。

覚えたい単語のグループとも言えますね。

単語群に対するアプローチというのは、これらの単語の集まりをどうやって覚えていくかということです。

そして単語一つひとつに対するアプローチですが、これは単語群の中にある単語一つひとつに対して、どうやって覚えていくかということです。

単語群に対するアプローチとしては、とにかく回転率重視でいきます。

例えば500個の単語を覚えるとしましょう。

この500個の単語を、一つひとつ時間をかけて最後まで勉強するのではなく、できるだけ時間をかけないで、とにかく速く最後まで勉強するようにします。

最後まで入ったら、最初に戻って同じ流れで勉強、つまり2周目に入ります。

そして単語一つひとつに対するアプローチですが、おすすめの手順があります。

 ①単語の漢字と意味、発音を確認する

  ↓

 ②意味をイメージしながら、漢字を見て発音する 

  ↓

 ③その単語を使った簡単なフレーズを作る

単語一つを覚える時は、上記の手順をスピード重視で、できれば20~30秒ぐらいで進められるといいと思います。

単語の覚え方については下記の記事でも紹介しています。

単語の効果的な覚え方と役立つツールを紹介

気付いたことはどんどん書き込む

単語帳は作ってからも、更に使いやすいようにどんどん改善していきます。

例えば、使えそうな用例に出会ったらそれを書き留めたりしておくと便利です。

私のおすすめは、類義語や対義語、関係のある単語等を同じページに合わせて書いておくことです。

こうすると複数の単語をまとめて覚えやすくなります。

ここまで、単語帳の作り方と活用法を紹介してきました。

語彙力をつけたいとお考えの方は、是非参考にしてみてください。