HSK3級対策!おすすめ勉強法を詳しく紹介

HSK

「HSK3級に合格したいけど、良い勉強法が分からない」

「自分なりに勉強はしてるけど、もっと良い勉強法があったら知りたい」

こう思っていませんか?

 

この記事では、HSK3級に合格するためのおすすめ勉強法をご紹介します。

結論としては、HSK3級の過去問を解いて知らない単語を覚えつつ、隙間時間に無料アプリで上積みするのが効果的だと思います。

 

私は中国語を始めて4ヶ月で、HSK3級に298点で合格しました。

当時の私の経験も踏まえつつ、効果的だった勉強法をご紹介します。

 

※勉強には参考書が付きものですが、長くなってしまうためここでは参考書の紹介はしないことにします。

HSK3級の参考書についてはHSK3級の参考書【過去問・テキスト・単語教材・アプリ】一挙紹介の記事を参考にしてみてください。

 

HSK3級の過去問を解く

HSK3級対策の基本は、過去問を解くことだと思います。

HSK3級の過去問を解く目的は下記の4つです。

 

  • 頻出単語を効率的に覚える
  • 基礎文法を確認する
  • リスニング、読解、作文の3技能を鍛える
  • HSK3級の出題形式に慣れる

 

これから詳しく解説します。

 

過去問を解くのが有効な理由

過去問と解くのがおすすめな理由は、それが一番効率的だと思うからです。

 

例えば、HSK3級は頻出語彙600語、加えてほぼ全ての基礎文法が範囲に含まれています。

これらの単語や文法を何となく勉強するのは効率的とは言えません。

既に知っている単語や文法があるはずだからです。

 

また、HSKにはHSKならではのコツがあります。

時間配分も大事で、読解問題の最後で時間が足りなくなることもあります。

そのため、HSK3級はぶっつけ本番だと上手くいかない可能性もあります。

 

上記の点は、過去問を解くことである程度解決できます。

 

過去問を解いてみることで、自分の知らない単語や文法がはっきりします。

そういった知らない単語や文法を一つひとつ覚えていけばいいわけです。

また、過去問を解いて出題形式に慣れておけば、本番は正解を導くことだけに集中できます。

 

過去問が効果的な理由は、マラソンの試合前に本番と同じコースを走ったほうがいい理由と同じです。

まずはHSK3級の過去問から始めましょう!

 

過去問の解き方

HSK3級の過去問を解く手順は下記の通りです。

 

  1. 実際の試験本番と同じ形式で解く
  2. 問題文中に知らない単語があったら○等の印を付けておく
  3. 答え合わせをする
  4. 間違えた問題の解説を読み、間違えた理由を理解する
  5. ○の付いた知らない単語を調べて、メモに残しておく

 

上記の通りです。

過去問をただ何となく解くだけだと、効果は限定的です。

HSK3級の出題形式に慣れることはできますが、単語や文法の知識を伸ばすことはできないと思います。

 

知らない単語をチェックしておいて復習したり、間違えた問題の解説はしっかり目を通しておきましょう。

間違えただけ知識が付いて、その積み重ねがやがて大きな差になります。

 

1冊の過去問集を何周もしよう

1冊の過去問集を何周もするのがおすすめです。

 

過去問1回分を1度解いただけでは、ほとんど何も覚えられません。

同じ問題を繰り返すことで、その問題に含まれる単語や表現を覚えることができます。

1冊の過去問周を何周もすることで、問題集を買い足す必要がなくなるためコスト面でも良好です。

 

おすすめなのは、1回分の過去問を中0日~3日でやることです。

例えば『HSK公式過去問集 3級』には過去問5回分が収録されています。

「1回分の過去問を中0日~3日」でこの5回分をこなすには、下記のようになります。

 

1日目 第1回、第2回
2日目 第3回、第1回
3日目 第2回、第3回
4日目 第1回、第4回
5日目 第2回、第3回
6日目 第4回、第5回
7日目 第1回、第5回
8日目 第2回、第3回
9日目 第4回、第5回

 

上記のように、例えば第1回の問題を最初は中0日、次は中1日、その次は中2日、という感じで徐々に間隔を開けながら繰り返すのがおすすめです。

問題の内容を忘れかけた頃にその問題を解くことで、効果的に勉強することができます。

 

上記の流れで、5回分でリスニング・読解・作文の合計で300点満点とれるようになるまで繰り返しましょう。

 

HSK3級の公式過去問

HSK3級は公式過去問集が出ているので、それを使うのがおすすめです。

 

 

上記の公式過去問集は、過去に実施されたHSK3級試験5回分の過去問が収録されています。

全ての問題に解説が付いているため、復習もしやすくなっています。

 

HSK3級を受けるなら、何よりも優先的にやりたい問題集です。

この過去問を解いてみてから、自分が弱いと思ったところ(単語・文法・リスニング等)を他の参考書やアプリで補っていくといいですね。

 

HSK3級の頻出単語を覚える

HSK3級の頻出単語を覚えましょう。

効率化のために、できれば過去問を解くのと同時進行で単語を覚えられればベストです。

 

読解の穴埋め問題や、作文の第二部分の空所補充問題はほぼ完全に単語力で決まります。

知らない単語が出てきてしまうと、正解を導くのが非常に難しくなります。

逆に、単語さえ知っていれば簡単に解答できます。

 

単語を知っているか知らないかで、最終的な結果に差が出てくる可能性があります。

そのため、HSK3級に合格するためには知っている単語量を増やすことが大事です。

 

単語を覚える方法は下記の2通りがあります。

 

  • HSK3級の過去問に出てきた単語を覚える
  • アプリか市販の単語帳を使う

 

過去問から単語を覚える

HSK3級の過去問や模擬問題を有効に使って単語を覚えましょう。

 

過去問に出てきた単語は全て、今後のHSK3級本番にも出る可能性があります。

知らない単語を知らないままにしておくと、試験本番で「この単語見たことあるけど何だっけ…」「忘れちゃった…」みたいなことになりかねません。

過去問の単語は全て覚えるのがベストです。

 

方法としては、過去問に出てきた知らない単語を、メモに書いて残しておきます。

知らない単語はどこかに書いておかないと、いつまでも覚えられません。

知らなかった単語を自分で調べて書いておけば、そのプロセスを踏むことで単語が印象に残ります。

 

そして、その日のうちに単語を書いたメモを見て一度復習します。

寝る前の記憶は残りやすいとされているので、可能なら寝る前がベストです。

 

最後に、前項で解説したように中0日~3日開けて同じ問題を解きます。

知らなかった単語のいくつかは、知っている単語に変わっているはずです。

 

アプリか市販の単語帳を使う

アプリや市販の単語帳を活用して単語を覚えるのもおすすめです。

アプリや市販の単語帳の良いところは、隙間時間でも手軽に勉強できることです。

特に単語学習は積み重ねが大事で、「数分の隙間時間に単語を5個覚える」といった学習と積み重ねることで大きな差になります。

そのため、隙間時間にできるアプリや単語帳は、とにかく単語量を増やすのに最適です。

 

中国語の単語学習アプリは「中国語単語コレクションがおすすめです。

単語を含む総合学習アプリなら「HelloChinese」か「LingoDeer」が使いやすいです。

総合学習アプリなら、単語の他に基礎文法を復習したり、リスニング・並べ替えの練習ができるので、個人的にはおすすめです。

 

市販の単語帳なら、『単語マスターパーフェクトガイド』か『品詞別・例文で覚えるHSK基本語彙1級‐4級』がおすすめです。

単語帳を使って単語を覚えるコツは、同じ単語帳を何周もすることです。

単語帳を1周しただけでは、最初の方に勉強した単語はほとんど忘れているはずです。

同じ単語帳を何周もすることで、より多くの単語をムラなく覚えることができます。

 

語句の並べ替えのコツを掴む

語句の並べ替え問題を練習しておきましょう。

HSK3級の語句の並べ替え問題は、例えば下記のようなものです。

 

小船 上 一 河 条 有

引用:汉语考试服务网

 

上記の語句を並べ替えて、正しい文を作ります。

 

この語句並べ替え問題は、単語だけでなく基礎文法を理解している必要があります。

使う単語こそ与えられるものの、文自体はほぼ1から組み立てるため、作文とほぼ同じだと思ったほうがいいでしょう。

与えられた単語は全て使わないといけないため、自由作文以上に難しく感じることもあります。

ぶっつけ本番で全て正解するのは難しいと思います。

 

ただ、事前に練習して、語句並べ替えに慣れておけば大丈夫です。

足りない基礎文法の知識を練習の段階で知り、その文法を復習して理解を深めておくこともできます。

 

基礎文法の知識があることが大前提

HSK3級の語句並べ替え問題は、基礎文法のしっかりした知識があることが大前提です。

 

下記の基礎文法がHSK3級の目安になるので、語順と意味を整理しておきましょう。

 

“是”の判断文

動詞述語文

形容詞述語文

連動文

副詞の位置

助詞“的”

疑問詞

語気助詞

所在と存在

介詞

アスペクト助詞

程度補語

助動詞

数量補語

時間詞と時量詞

現在進行形

結果補語

可能補語

“把”構文

方向補語

受身文

比較文

兼語文

使役文

 

しかし、文法を整理すると言っても、具体的にどうすればいいのか迷いますよね。

 

おすすめは、HSK3級の過去問で語句並べ替え問題をやってみることです。

解答のときに自信がなかった問題には、チェックや印を付けておいてください。

チェックをつけた問題や間違えた問題については、過去問に付いている解説を確認しましょう。

それらの問題に使わてれいる文法事項が解説されているはずです。

 

今の自分に不足している文法知識が分かると思うので、その文法をネット等で調べて理解するようにしましょう。

文法書を使うのもおすすめです。

 

並べ替えの三つのステップ

語句並べ替え問題は基礎文法の知識があれば問題ないと思いますが、コツもあります。

HSK3級の並べ替え問題では、下記のステップを意識してみてください。

 

  1. 全体の意味を推測する
  2. 主語・述語・目的語を考える
  3. 修飾語を追加する

 

全体の意味を推測する

バラバラの語句を全体的に見て、これから作るべき文の意味を推測します。

 

文の意味が分からないことには並べ替えもできません。

中国語の語順は意味に直結するので、文の意味が分からない限り正解を導くことはかなり難しくなります。

意味さえ推測できれば、正しい語順に直すのは簡単です。

 

先ほどの例題を見てみましょう。

 

小船 上 一 河 条 有

引用:汉语考试服务网

 

バラバラになった上記の単語を見て、文の意味を推測できるでしょうか。

 

このステップでは単語だけを頼りに文全体の意味を推測するため、文法ではなく単語量が大事になってきます。

ここで難しいと感じるなら、まずは単語量を増やすといいかもしれません。

 

主語・述語・目的語を考える

意味を推測できたら、その意味を基に文を組み立てます。

文を組み立てるときは、「主語・述語・目的語を考える」「修飾語を追加する」の順に進めるとやりやすいと思います。

まずは「主語・述語・目的語」を探してみましょう。

 

主語・述語・目的語をはっきりさせるには、“誰が”、“何を”、“どうしたか”を表す単語を探すと良いです。

先ほどの問題を見てみましょう。

 

小船 上 一 河 条 有

引用:汉语考试服务网

 

“誰が”と“何を”は動作の主体と対象なので名詞になるはずです。

上記の単語の中で名詞は「小船」と「河」だけなので、この2つは決まります。

「どうしたか」を表す動詞は「有」になりそうです。

それぞれの単語の意味と関係を考えると、「河 有 小船」という並び順ができてきます。

この時点で、文が完成すると「川に小舟がある」という意味になることも分かります。

 

修飾語を追加する

最後に、主語・述語・目的語を修飾する「修飾語」を追加していきましょう。

例えば、副詞、数量詞、程度補語・結果補語といった補語等が修飾詞です。

介詞句も修飾語に含まれます。

 

前のステップが終われば、主語・述語・目的語が分かっている段階です。

残りの単語は修飾語として、主語・述語・目的語のどれかに付くはずです。

それぞれの単語の意味を考えながら、意味が通る文を作ることを意識して修飾語を追加していきましょう。

 

先ほどの問題を見てみましょう。

 

【主語・述語・目的語】河 有 小船

【残りの単語】上 一 条

 

残りの単語は全て修飾語だと思ってください。

 

「上」は「~の上に」という意味で、場所を表します。

「一」は数量で、「条」は細長いものを数える数量詞です。

 

文の意味は「川に小舟がある」になりそうだということは前のステップで分かっているので、その意味になるように中国語の文法に沿って単語を配置していきます。

下記のようになります。

 

河 上 有 一 条 小船

 

以上で並べ替えは完了です。

 

それぞれの単語と基礎文法の知識があれば難しくはないと思います。

過去問で何度か練習してみて、語句並べ替えに慣れるとともに、足りない単語や基礎文法の知識を確認しておくといいですね。

 

中国語学習アプリを使う

中国語学習アプリも活用しましょう。

 

アプリを活用する目的

上記の通りに過去問を何周もして、単語を覚えていけば基本的に問題ないはずです。

ただ、この勉強法に基礎文法の勉強は含まれていません。

基礎文法は「分かったつもりで意外と分かってなかった」ということもあり得ます。

過去問は何となく正解できていても、試験本番の読解や作文の並べ替えで詰まってしまう可能性もあります。

 

上記の点は、アプリで文法を復習しておくと安心できます。

並べ替えの練習もできるほか、リスニングと単語も合わせて強化することができます。

これらを隙間時間にできるのは非常にメリットが大きいと言えます。

 

隙間時間に勉強することの重要性は先述の通りで、「数分だけ勉強して単語を1個覚える」といったことが積み重なると大きな違いになります。

HSK3級の勉強時間の目安は135時間です。

毎日10分の勉強を30日間続けたら5時間となり、135時間中5時間もの勉強を隙間時間にできることになります。

 

おすすめの中国語学習アプリ

使うアプリは、文法と単語を総合的に勉強できるアプリがおすすめです。

おすすめのアプリは下記の2つです。

 

 

内容は非常に似ているアプリです。

「HelloChinse」のメリットは「動作のスピード」「解説の分かりやすさ」、デメリットは「無料版はHSK4級未対応」というところです。

「LingoDeer」のメリットは「HSK4級まで対応」、デメリットは「レッスン開始時の読み込みが遅い」というところです。

 

個人的には「HelloChinese」がおすすめです。

隙間時間に勉強するには、読み込みが速いほうがいいと思うからです。

とは言え、読み込み速度はスマホや通信環境によって異なる可能性もあります。

どちらも気になるなら両方試してみて、気に入ったものを使うのが一番良いと思います。

 

ここまで、HSK3級の勉強法を解説してきました。

今回の記事はここまでにしたいと思います。

HSK3級の勉強は、過去問を解きつつ知らない単語を覚え、隙間時間は無料アプリで上積みするのが効果的です。

 

HSK3級はしっかり勉強していれば合格できる試験だと思います。

HSK3級取得に向けて、頑張っていきましょう!

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