中国語検定やHSKは何級から受けるべき?

STARTの文字

「中国語検定やHSKを受けたいけど、何級から受ければいいのかわからない」

とお悩みではありませんか?

中国語検定とHSKはどちらも6段階のレベルに分かれていて、何級から始めればいいのか迷ってしまいますよね。

中国語を勉強する目的が何であれ、「検定試験は何級から受けるべきなのか」は避けて通れない問題だと思います。

中国語を習得することを目的に、レベルアップするための手段として検定試験を利用したいとお考えの方は、難易度が比較的低い級から受けて、段階を踏んでレベルを上げていくことになります。

留学や就職、昇給が目的で、必要な級がはっきりと決まっている場合も、レベルアップや、試験の雰囲気や緊張感に慣れるために、低難度の級から段階を踏んで受けていって、目標の級に近づくのがおすすめです。

「何級から受けるべきなのか」は避けて通れない、と同時にとても大事な問題でもあります。

一日の気分が朝の出来事で決まりやすいように、何事も

良いスタートをきれるかどうか

が肝心です。

この記事では、中国語検定やHSKのスタートに関して、私の考えをご紹介したいと思います。

結論:中国語検定4級/HSK3級から受けるのがおすすめ

陸上のトラックのスタートライン

私は、

中国語検定4級/HSK3級

から受けるのがいいと思います。

その理由は、中国語検定4級とHSK3級のレベル・難易度が、最初に受ける検定試験としては最適だと考えているからです。

難易度が高すぎず、かといって低すぎることもないと思っています。

中国語検定4級/HSK3級は、たとえ独学でも半年以内で取得できると思います。

無事に取得できれば「中国語の基礎を習得した」ことの証明になります。

ちなみに、中国語検定4級、HSK3級の勉強法は別記事でご紹介しています。

これらの資格を取得するまでのルートをイメージしていただけると思います。

»中国語検定4級:中国語独学おすすめの勉強法【1人でも上達できた4つのステップ】

»HSK3級:HSK3級の対策【合格するためのおすすめの勉強法】

中国語の基礎を習得したことの証明になる

中国語検定4級、HSK3級のどちらかを取得することができれば「中国語の基礎を習得した」ことの証明になります。

中国語検定とHSKの公式ウェブサイトで確認してみましょう。

中国語検定4級、HSK3級の難易度の設定は下記のようになっています。

中国語検定4級

中国語の基礎をマスター
平易な中国語を聞き,話すことができること。
(学習時間120~200時間。一般大学の第二外国語における第一年度履修程度。)
発音(ピンイン表記)及び単語の意味,常用語500~1,000による単文の日本語訳・中国語訳。

引用:日本中国語検定協会

HSK3級

HSK3級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストです。
「中国語を使って、生活、学習、仕事等における基本的なコミュニケーションができる。中国旅行の時も大多数の場合において中国語で対応することができる」ことが求められます。

600語程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としています。
大学の第二外国語における第二年度前期履修程度の学習が目安とされています。

引用:HSK日本実施委員会

はい、「中国語の基礎の習得」ですね。

求められる語学力としては丁度良いと思います。

語彙力は600~1,000語で、中国語の全ての文法事項を一通り身に付けていることが求められます。

中国語検定4級、或いはHSK3級を目指して勉強していくなかで、自然と中国語の基礎力(1,000語ほどの語彙力と文法事項)を身に付けることができます。

中国語の基礎を習得することができれば、その後は4つのスキル(聞く、話す、読む、書く)を強化しながら語彙力も増やしていくことになります。

このレベルまで来れば、「中国語を勉強する目的を達成するためのスタートラインに立った」と言えるでしょう。

中国語を勉強する目的が「中国語の基礎を習得できればいい」というのはあまり無いかと思います。

大抵はもっと大きな目標がありますよね?

「話せるようになりたい」とか「中国語を使って仕事したい」とか「就職活動に活かしたい」という目標です。

どんな目的があるにせよ、中国語の基礎の習得は避けて通れません。

ほとんど全ての中国語学習者が通る道だと思います。

「基礎の習得 = 中国語検定4級/HSK3級を取得する」

と考えると、中国語検定4級/HSK3級から受けるのがいいんじゃないかと思います

私は中国語検定4級から始めました

この記事を書いている私は中国語検定4級から受け始めました。

当時の私が中国語検定4級を選んだ理由は、

  • 中国語を勉強するなら最低限、中国語検定4級のレベルまでは行きたいと思った
  • 中国語を勉強するのに、何か目標が欲しかった

ということです。

結果的に、「中国語検定4級から始めてよかった」と思ってます。

中国語検定4級を突破するのと同時に、中国語の基礎を身に付けることができたからです。

結果として、同年9月のHSK4級取得に繋がりました。

もし中国語検定準4級から受けていたとしたら、同じようにHSK4級を取るのは難しかったんじゃないかなと思ってます。

中国語検定準4級/HSK1級、2級は受けなくてもいい?

陸上のトラックの第一レーンと第二レーン

私の考えは、

中国語検定準4級やHSK1級、2級は、特に理由がなければ受けなくても大丈夫

ということです。

意味がないというわけではありません。

ただ、中国語検定準4級やHSK1級・2級を受ける意義は限定的だと思います。

中国語検定準4級やHSK1級、2級は、中国語を勉強したことがあればサクッと取得できる資格だと思うからです。

中国語検定準4級やHSK1級、2級を持っているからと言って、中国語の基礎を習得したとか、中国語を話せるということの証明にはなりません。

あくまでも“通過点”ということになります。

そして、それらの一段階上のレベルである中国語検定4級やHSK3級は、勉強次第では半年以内で取得することも狙えます。

よって、中国語検定準4級やHSK1級、2級を受けるよりも、中国語検定4級、或いはHSK3級を直接受けてしまった方がいいんじゃないかと私は思います。

中国語検定準4級やHSK1級、2級がおすすめな場合もある

中国語検定準4級やHSK1級、2級を受ける意味がないわけではありません。

下記のような場合は、中国語検定準4級、或いはHSK1級、2級から始めてもいいと思います。

  • 外国語に対して苦手意識がある、コンプレックスがある
  • 中国語検定 or HSKがどんな試験なのか気になる
  • 将来のためにも試験の形式や雰囲気、緊張感を知っておきたい

中国語検定準4級やHSK1級、2級に合格することによって自信に繋がると思います。

試験の形式や雰囲気、緊張感を実際に味わうことができるのもいいですね。

最初は結構緊張すると思います。

中国語検定準4級やHSK1級、2級を弾みに、更にレベルが高い級に挑戦していけるといいですね。

基本的には中国語検定4級、或いはHSK3級から受けるのがおすすめです

が、外国語に対してコンプレックスがあったり、試験本番の雰囲気に慣れておきたい場合は中国語検定準4級、或いはHSK1級、2級から受けても大丈夫です

中国語検定4級とHSK3級のどちらを受ければいいのか

パソコンとノート、飲み物が置いてある

次なる疑問は

中国語検定4級とHSK3級のどちらを受ければいいのか?

ということだと思います。

これについては、

今後も引き続き受けていきたい方を受ける

でいいんじゃないかと思っています。

中国語検定とHSKは性質や用途が異なる

中国語検定とHSKは、試験の形式や出題内容、求められる中国語力が異なります。

例えば下記のような感じです。

  • リスニング
    • 中国語検定:読まれるスピードが比較的遅く、発音もはっきりしている
    • HSK:読まれるスピードが比較的速めで、中国語のネイティブに近い話し方
  • ライティング
    • 中国語検定:日中の相互翻訳がメイン
    • HSK:自由記述式や語順並び替えがメイン

このように、試験の出題内容が若干異なってくるわけです。

そのため、

最終的に中国語検定が欲しいなら、スタートは中国語検定4級

HSKが欲しいなら、スタートはHSK3級

という感じでいいと思います。

ただし、中国語検定は日本人学習者向けの資格であるため、日本人の弱点を克服し、レベルアップするのに最適です

最終的にHSKが欲しい場合でも、レベルアップのために中国語検定を受けるのはおすすめです

そうすると、次に問題になってくるのが

最終的に中国語検定とHSKのどちらを目指したらいいのか

ということですよね。

目的に応じて中国語検定とHSKのどちらを受けるか決める

中国語検定とHSKのどちらを受けるべきなのかについては、中国語を勉強する目的によって決めていきましょう。

中国語検定とHSKは、使える用途が微妙に異なってくるからです。

大まかにまとめるとこのようになります。

目的

資格の種類

級(目安)

就職/転職

HSK(中国語検定)

5級(中国語検定3級)

中国現地採用

HSK

5級

中国留学

HSK

四年制大学:4級以上

大学院:5級以上

スキルアップ

中国語検定(HSK)

中国語検定2級(HSK6級)

昇給

会社による

会社による

こんな感じですね。

上記の表はあくまでも目安です

仕事だったら業種や職種、会社によっても異なりますし、留学にしても行きたい大学によって異なってきます

間違いのないように、自分でもリサーチするのがおすすめです

例えば、中国の大学院へ留学したいならHSK5級180点は欲しいところです。

そして、HSK5級を目指すなら、スタートはHSK3級からがいいでしょう。

もちろん、挑戦するレベルは高ければ高いほどいいと思います。

レベルチェックテストや過去問をやってみて手応えがあったら、いきなりHSK5級から挑戦してもいいです。

一方、日本国内の就職に活かしたいとか、昇給の条件になっているということで中国語検定を狙うなら、まずは中国語検定4級を受けるといいと思います。

以下の記事で中国語検定とHSKを比較しています。

中国語検定とHSKの違いを知りたい方はこちらも合わせてご覧ください。

»参考:中国語検定とHSKを比較!特徴、レベル、おすすめ度を紹介します

レベルをチェックしてみよう

パソコンが立ち上がるのを待っている

中国語を勉強中の方が何級からスタートすればいいかを考えるときは、今の自分の語学力も考慮して決めるといいかもしれません。

中国語検定4級やHSK3級は簡単だと思えるようなレベルだったら、もっと高難度の級から受けることができます。

 

「今の自分の語学力がよく分からない」という方は、自分の中国語のレベルをセルフチェックしてみるといいでしょう。

 

主な方法は2つあります。

 

 

今回の記事は以上となります。

 

『中国語検定やHSKは何級から受けるべき?』まとめ
  • 中国語検定は4級、HSKは3級から受けるのがおすすめ。中国語の基礎を習得したことの証明になり、スタートとして最適
  • 中国語検定準4級、HSK1級、2級は、語学に苦手意識があるか、試験の雰囲気を体感したい場合だけ受ければいい
  • 中国語検定4級とHSK3級のどちらを受けるかは、中国語を勉強する目的に応じて決める

 

中国語検定やHSKは何級から受ければいいのか、イメージを掴んでいただけたら幸いです。