中国語独学おすすめの勉強法【1人でも上達できた4つのステップ】

図書館で一人勉強する男性

今回は、中国語を独学する勉強法をご紹介します。

「中国語をできれば基礎から独学したいと思っているけど、語学は独学じゃ無理だってよく聞くし、独学はやっぱり難しいかな…」

「もし基礎から独学できる方法があったら知りたい!」

とお考えの方へ、私がゼロから独学した経験を踏まえてお答えしたいと思います。

この記事の内容
  • 中国語は独学できる。独学するなら短期集中で一気に上達を狙うのがおすすめで、個人的には2ヶ月で中検4級を狙っていくのが丁度よかった
  • 独学は「必要なツールを用意 → ピンインを覚える → 教科書を暗記する → 過去問を毎日解く」の流れで進めるといい

私は2012年から中国語を勉強しています。

個人的には「中国語は独学可能」なんじゃないかと思います。

その理由は、漢字を使っていて馴染みやすいことと、文法が難しくないことです。

初心者だったら中国語の基礎は独学でやって、それからは必要に応じて先生に教えてもらうような感じでいいと思います。

独学ならリスクも特にないと思います。

実際、私の周りにも独学でやって中級~高級レベルまで達している人が何人かいます。

私も最初はほぼ独学のような感じでやっていました。

第二言語の中国語の授業はあったのですが、私は独学でどんどん先へ進んでしまっていて、授業は知っていることばかりで復習にしかならなかったからです。

この記事では、中国語をゼロから独学する方法をご紹介します。

中国語は独学できるのかを考察する

壁のgoodと前を歩く男性

語学を独学するのは難しそうですが、実際のところは条件付きで独学できると思っています。

具体的には、独学できるのは「発音・文法・単語といった基礎知識」や「リスニングとリーディングのスキル」です。

反面、「スピーキング(話すこと)」を独学するのには限界があります。

独学できるのは“基礎知識”と“読み聞き”

結論から言うと、私は中国語を独学することは可能だと考えています。

中国語の勉強というと“話すこと”を連想しがちですが、実際は“机に向かって地道に勉強すること”も同じくらい大事だったりします。

例えば、下記のことは一人で勉強する時間が必要になってきます。

  • 発音文法を頭で理解して覚える
  • 単語を覚える
  • リスニングリーディングの練習をする

語学の勉強は話すことも大事ですが、地道に暗記したり聞く練習をしたりといったインプットも同じくらい大事だと思います。

こういった暗記やリスニング、リーディングの練習は一人でもできそうじゃありませんか?

上記のような“インプット”は独学可能です

更にシャドーイングやリピーティング、中国語の日記を取り入れるこよによって、アウトプットを独学することも十分できると思います

暗記や読み聞きの練習は地道な作業になってきますが、それが苦にならないのであれば独学はおすすめです。

最終的に先生に教えてもらうにしても、最初はちょっと独学してみてからでも遅くはないと思います。

独学だったら、かかるお金も教材費くらいですしね。独学してみてだめだったらスクールに通うなりすればいいだけですしね。

「語学を独学で身に付けるのは無理」ってよく聞くかもしれませんが、私は一概には言えないと思っています

私は机に向かって地道に勉強し続けて、中国語検定4級やHSK5級を取得できました

要は勉強法次第なんじゃないかと思います

独学するなら短期集中で一気に

独学するなら短期集中で、一気に基礎をマスターするのがおすすめです。

悠長に構えていると途中で挫折しやすいからです。

短期間で一定のレベルまで駆け上がってしまわないと、なかなか上達実感が湧かず、途中で投げ出してしまう可能性があります。

2ヶ月頑張れば基礎はマスターできると思います。

「まずは2ヶ月だけ頑張ってみよう」という気持ちでいきましょう。

中国語を独学するときのキーワードは“短期集中”です!

2ヶ月で中国語検定4級を目指しましょう

どこまで短期集中で行くかということですが、私は

「2ヶ月弱で中国語検定4級レベル」

を目指しました。

これが結構丁度良かったので、まずは2ヶ月前後で中国語検定4級レベルを目指すといいんじゃないかと思います。

どうして中国語検定4級を目指すのでしょう?

それは、「短期間で一定のレベルを目指そう」というお話をしましたが、中国語検定4級は初心者が独学の目標にするにはちょうどいいと思うからです。

日本中国語検定協会の公式サイトによると、中国語検定4級の認定基準は下記の通り。

中国語の基礎をマスター
平易な中国語を聞き,話すことができること。
(学習時間120~200時間。一般大学の第二外国語における第一年度履修程度。)
発音(ピンイン表記)及び単語の意味,常用語500~1,000による単文の日本語訳・中国語訳。

引用:一般財団法人 日本中国語検定協会

ご覧の通りで、中国語検定4級の基準は「中国語の基礎をマスター」していることです。

基本的な文法事項は全て覚えている必要がありますし、1,000語くらいの語彙力も要求されます。

中国語検定4級は中国語独学の“ランドマーク”

中国語検定4級は、中国語を独学する人にとっての目印(ランドマーク)のようなものだと思います。

中国語検定4級を目指せば、中国語の基礎を独学でマスターすることができます

中国語を独学する人にとって、中国語検定4級は「まずはここまで来てね」という目標(目的地)になります

目印はとても大事です。例を挙げますね。

例えば、あなたが駅へ行く途中で道に迷い、通りすがりの人に道を聞いたとしましょう

あなたならどう答えて欲しいですか?

  1. 「この通りを真っすぐ進んで、角のコンビニを右へ曲がると着きますよ」
  2. 「この通りを真っすぐ300mほど進んで、それから右へ曲がると着きますよ」

前者の答え方の方が分かりやすくありませんか?

“角のコンビニ”が目印になり、何を目指して歩けばいいのかが明確になるからです。

中国語を独学するときは、中国語検定4級が“角のコンビニ”の役割を果たします。

»参考:中国語習得のコツは検定試験を利用すること【理由を解説します】

中国語を独学することは十分可能です

ゼロから独学するなら、目標設定は中国語検定4級がおすすめです

短期集中で、可能であれば2ヶ月前後で中国語検定4級のレベルを目指しましょう!

中国語を独学する5つのステップ

本の上に置かれた眼鏡

私がゼロから始めて2ヶ月弱で中国語検定4級を取った方法をご紹介します。

この方法は独学することが可能です。

中国語独学の5ステップ
  1. 必要なツールを準備する
  2. 発音をマスターする
  3. 教科書一冊を暗唱(暗記)する
  4. 中国語検定4級の過去問を解く
  5. “話す”と“書く”を鍛える

1.ツールを準備する

中国語を独学するにあたって、まずは下記のツールを準備します。

  • 初級の教科書(CD付属、一冊12課~20課くらいで全ての文法事項をマスターできるもの)
  • 中日辞典(紙の辞書でも電子辞書でも可)
  • 中国語検定4級の過去問(数回分が収録されているもの)

独学で進めていくわけなので、指針となる教科書が必要です。

そして、教科書はCD付属で、文法事項を全て網羅しているものを選ぶようにしましょう。

ここで文法事項を網羅できていないような教科書を選んでしまうと、後から文法を追加で勉強することになり、時間と労力を余計に費やすことになってしまいます。

教科書の内容をマスターでき次第、中国語検定4級の過去問を解いていきます。

辞書は、中国語の勉強を進めていく中で、必要に応じて随時使っていきます。

2.発音をマスターする【一週間以内が理想

まずは中国語の発音記号(ピンイン)の読み方を覚えることから始めましょう!

中国語は発音が本当に大事です。

「発音は言語を伝える媒体」と言われますが、本当にそれくらい大事です。

生き物に例えると、発音は身体、文法と単語は魂のようなものです。

というわけで、中国語を独学するときも、まずは発音を身に付けることから始めましょう。

発音の勉強は下記のようにして進めるといいと思います。

  • 発音の方法や理論を頭で理解する
  • 発音を耳と頭に覚え込ませる
  • 実際に音声について発音してみる

順番にご紹介しますね。

2‐1.中国語の発音を頭で理解する

まずはピンインの読み方を頭で理解するところから始めましょう。

ピンインの発音の説明を読んで、頭で理解しておきます。

この段階では上手く発音できなくても大丈夫です。

まずはピンインの説明を読んで、そして「どんな発音なのか」ということを頭で理解しておいてください。

これが発音をマスターするための第一歩です。

2‐2.発音を耳と頭にに覚え込ませる

ピンインの読み方を頭で理解できたら、中国語の発音を身体に覚え込ませていきましょう。

どうするかというと、私は教科書に付属していた音声を繰り返し聞いて、とにかく耳で覚えるようにしました。

教科書を見ながらとにかく音声を繰り返し聞いて、頭の中で音声を再生できるくらいまで徹底的に聞くようにします。

地道な作業ですが、このインプットが後々効いてきます。

2‐3.実際に発音してみる

実際の発音がイメージできるようになってきたら、音声について実際に発音してみましょう。

自分の発音をスマホか何かで録音して、自分でチェックしてみてください。

自分で聞いてみて、大丈夫だと思ったらどんどん次のステップへ進みましょう。

発音をマスターする段階はあまり時間をかけなくても大丈夫だと思います。

私がピンインの読み方を覚えるのにかけた時間は一週間くらいですが、できれば二、三日でササっとやってしまっても大丈夫です。

3.教科書を暗唱する【二週間】

ピンインの読み方が理解できたら、教科書を暗唱していきます。

暗唱することで、

  • 語彙力
  • 文法
  • リスニング
  • スピーキング

を同時に鍛えることが狙いです。

私が「音声付属、かつ文法事項を網羅した教科書」を使ってよかったと思う理由はここにあります。

お手本になる音声が無かったら暗唱はできません。

また、せっかく教科書一冊を覚えるのですから、全ての文法事項を覚えてしまいたいですよね。

暗唱の手順は下記の通りです。

  1. 黙読で文法と単語を確認する
  2. 文を見ながら音声を聴く
  3. 文を見ながら音読する
  4. 文を見ないで暗唱する

コツは「文法と単語を頭で理解し、実際の発音は身体で覚える」ということです。

»参考:中国語の暗唱のコツと効果を紹介!効果的な勉強法です

4.過去問を繰り返し解く【三週間】

教科書一冊を暗記して暗唱できたら、検定試験を利用して、更なるレベルアップを狙いましょう。

 

中国語検定4級の過去問を繰り返し解いていきます。

過去問を解くことによって、語彙力や文法、リスニングを総合的に強化することができます。

»参考:中国語検定4級の勉強法は「過去問を解くこと」

 

過去問を使って勉強していって、だいたい全問正解できるようになったら、腕試しに一度中検4級を本番形式でやってみてもいいと思います。

私は4月末に中国語を始めて、同年6月末に中検4級の本番を受けて合格しました。

 

2ヶ月くらいやった段階で、一度初見の中国語検定4級の問題を解いてみましょう。

過去問でもいいですし、本番に申し込んでもいいと思います。

中国語検定4級を受けてみて合格基準点に達していれば、中国語の基礎はほぼマスターしたことの証明になります。

 

5.“話す”と“書く”を鍛えよう

中国語検定4級合格を以って、中国語の基礎をマスターしたことになります。

中国語の基礎をマスターしたら、何ができるようになるのでしょう?

 

そう、自分で中国語を話したり、書いたりすることができるようになってきます。

ここまで来たら、基本的な文法と常用単語はほとんど知っているはず。

必要なのは、

「自分の中国語をアウトプットする練習」

です。

 

“話す”と“書く”のおすすめの練習法を記事にまとめましたので、こちらを参考にしてください。

 

話す力を鍛えるには、シャドーイングがおすすめです。

»中国語のシャドーイングの効果と方法を紹介

 

書く力を伸ばすなら、毎日日記を書いてみましょう。

»中国語日記で語学力上達!書き方や例文も紹介

 

今回の記事は以上となります。

 

『中国語独学おすすめの勉強法【1人でも上達できた4つのステップ】』まとめ
  • 中国語は独学可能
  • 中国語を独学するなら“短期集中”が大事
  • ゼロから独学するなら、中国語検定4級を目指すのが丁度良い
  • 中国語を独学する5つのステップ
    1. 教科書、中日辞書、中国語検定4級の過去問を用意する
    2. 発音をマスターする
    3. 教科書を暗唱する
    4. 中国語検定4級の過去問を繰り返す
    5. “話す”と“書く”を鍛える

 

独学したいとお考えの方は、是非この記事を参考にして、中国語独学にチャレンジしてみてください。

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