HSK6級の間違い探しのコツを紹介

海と砂浜と看板 HSK

今回は、HSK6級の「間違い探し」の対策をご紹介したいと思います。

 

読解部分の一番最初の間違い探し問題、難しいですよね。

中国人の友だち数人に聞いたことがありますが、あの問題を全問正解するのはネイティブでも難しいと言っていました。

私も間違い探しの部分にはかなり苦労しましたが、私なりに工夫して対策はしていましたので、実際にやってみて一番効果的だった方法をご紹介したいと思います。

 

◆この記事の主張

 1.間違いのパターンを「単語の使い方の間違い」と「文法的な間違い」に分け、問題ごとにどちらのパターンに相当しそうかを考えるといい。

 2.HSK6級の試験本番では「間違い探し」の部分に時間をかけすぎない。

 

私は、HSK6級は211点で合格、その後一度再受験して232点で合格しています。

2回とも読解は8割前後取れていたので、私の対策方法もそれなりに効果はあったのかなと思います。

 

「間違い探し」対策のコツ

三種類の表情のどれかを選ぶ

私は、間違いを「文法の間違い」と「単語の使い方の間違い」に分けていました。

なんとなく対策するよりも、パターン別に分けることで効果的に対策するのが狙いです。

 

私が使っていた過去問には、副詞が主語の前にあるパターンの間違い(例:如果你去,我不去)や、本来目的語をとれない動詞に目的語がついている間違い(例:周末我要见面朋友)がよくありました。

これらは「文法の間違い」のパターンということにします。

 

一方、「建议」を使うべきところで「提醒」を使っている、といったパターンは「単語の使い方の間違い」ということにします。

文法的には正しいが使う単語が不適切、というパターンです。

 

文法の対策:過去問をやって、見つけられなかった文法を整理する

「文法の間違い」パターンは比較的見つけやすいかなと思います。

文法事項は日頃の勉強で十分カバーできる範囲だからです。

 

例えば「副詞は述語の前」とか「“从”と“到”はセットで使う」といったルールをしっかり理解できていれば、このルール違反が見つかった段階で答えを出すことができます。

それ以外の単語がわからなくても大丈夫です。

副詞が主語の前に来ていたり、“到”だけあって“从”がなかったりしたら、その文章は間違いだと分かります。

 

文法事項は量的にも有限なので、私は、文法事項をしっかり整理して、「文法の間違い」だけは見つけられるように意識するようにしていました。

少なくとも全滅することはなくなります。

 

私は、文法を下記のような流れで整理していました。

 

 ◆HSK6級間違い探しの文法対策

  ①過去問で間違い探しの部分を解く。

  ②解答を見る。

  ③間違い探しのパターンを「文法の間違い」と「単語の間違い」に分ける。

  ④「文法の間違い」に分類できる問題に絞って、「どんな文法事項が分かっていれば解けたのか」を確認する。

 

これだけをひたすら繰り返す必要はないと思いますので、過去問を繰り返し解く中で、間違い探しの部分は上記の方法を組み込むのがいいと思います。

 

関連記事:HSK6級過去問や役立つ参考書まとめ【無料コンテンツあり】

 

単語の対策:普段の勉強を続けながら語彙を増やす

「単語の間違い」を見つけるのは難易度若干高めだと思います。

単語は数が多いので、知らない単語が出てきて、それが間違いの鍵を握っていたら見つけるのはほとんど不可能です。

 

私は、単語に関しては「過去問を繰り返し解く中で、知らない単語があったら書き出して語彙を増やす」ということをやっていました。

 

文法と比べて単語は数が多いですし、「これだけやったら十分」というラインはありません。

「普段通りの勉強法で語彙を増やしていって、覚えた単語が間違い探しに出てきたらラッキー」という意識で、間違い探しに絞らず語彙を増やしていくのがいいと思います。

 

単語の覚え方は以下の記事で紹介しています。

中国語の単語ノートの作り方と活用法を紹介

中国語の単語の覚え方と役立つツールを紹介

 

試験本番時の対策

力強いサムズアップ

難しい間違い探しですが、試験本番に私がどうやって対応したのかをご紹介します。

 

時間をかけすぎないようにする

試験本番では、間違い探しのところはあまり時間をかけないようにしました。

間違い探しの部分はとにかく難しいですし、HSK6級の読解部分は問題数が多くて長文問題もあるので、最後時間が足りなくなることが多いからです。

スピード重視でササっと解くのが大事だと思います。

 

時間をかけて間違い探しのところを全問正解したとしても、全部で10問だけなので点数的にはそこまでプラスにはなりません。

長文の読解のような、点数も大きくて時間をかければ確実に正解できる問題に時間を使うのがおすすめです。

 

一読して直感で答えるか、勘でもOK

時間をかけないためにどうしたかというと、間違い探しの部分は一読した上で直感で答えておいて、最後に時間があったら見直すくらいにしていました。

それでも試験には十分合格できています。

文法をしっかり整理できていたので、一読して直感で答えただけでも「文法の間違い」パターンの問題は大体見つけることができました。

 

過去問をやってみて、もし「読解部分は時間が足りないな」と思ったら、間違い探しは完全に勘で答えても大丈夫です。

 

間違い探しは本当に難しいです。

結局は「それ以外の部分で安定して高得点を取れるようにして、間違い探しが全滅しても十分カバーできるようにしておく」のが一番の対策だと思います。

 

HSK6級対策の全体像や読解部分の対策は以下の記事で紹介しています。

 ・HSK6級対策のポイントと対策方法を紹介

 ・HSK6級のリスニング【スコアUPのコツと勉強法】

 ・HSK6級の読解対策【私が合格した時の対策を紹介】 

 ・HSK6級の作文の書き方【3つのコツを紹介します】

 

それでは、今回の内容をまとめましょう。

・間違いのパターンを「文法の間違い」と「単語の間違い」に分ける。

・文法の間違いは対策可能。過去問で出てきた文法事項をしっかり整理しておく。

・単語の間違いは対策困難。「覚えた単語が出てきたらラッキー」くらいで大丈夫。

・試験本番では、間違い探しの問題に時間をかけすぎないことが大事。速読した上で直感で答えるか、時間がなければ勘でも大丈夫。

 

HSK6級を受験する方は、是非参考にしてみてくださいね。

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